沼田城と新府城
昨日ブラタモリで河岸段丘について特集していました。
いや、テーマ自体は大河ドラマ「真田丸」にも登場する沼田城なんですが、なぜか河岸段丘の話が中心になっていた様に見えました。
今のところお互い群を抜いてと言うほどではないですが比較的高い視聴率を維持する同じNHKの番組同士、相乗効果を狙っているのでしょうか?
河岸段丘という言葉は初めて聞いた気がするのですが、似たような地形を最近見た覚えがありました。
山梨県の韮崎から北に延びる、七里岩と呼ばれる台地です。
ここには武田家最期の当主勝頼の城、新府城が築かれました。
未完成の城ながら、高い崖の上にあり、堅牢な要害といった感じの城です。
沼田城は台地の端にあり、また城下町も台地の上に集められています。
言ってみれば天然の総構えの様相です。
新府城も城は台地上にあり、武田家によるものかは不明らしいが、新府城北方に能見城などの遺稿があるらしい。
七里岩の台地は、沼田城の台地とは比べ物にならないほど面積が広いですが、同じ調子で北方の丘に防衛施設を連続で配置しつつ、台地の喉元ともいえる現在の日野春駅あたりを入り口として強固な防衛施設を作り、それらの城の間に城下町を建造すれば、沼田城同様、七里岩の台地全体が巨大な天然の総構えの城となりそうに見えてくる。
それまでの武田家は、甲府の躑躅ヶ崎館を本拠とし、信玄は自分の城を作らなかったと言われますが、実際にはすぐ後ろに要害山城と呼ばれる城があり、万が一攻められた場合はここで防衛する事ができます。
信玄自身が生まれた時も、父信虎はここに篭城していたと言われています。
勝頼の時代には祖父信虎の時代とは比べ物にならないほど武田家が巨大化していたため、より大規模で、且つ近代的な城が必要になったのでしょう。
新府とは新しい府中。
つまり甲斐国の中心地をここに移すことを意図した現れのようにも見える名前です。
そんな事もあわせて考えると、誇大妄想もあながち有り得ない話では無いような気がしてきますが、実際どうなんでしょうか?
同じ真田氏が作った城と言われることもあって、勝手な妄想が広がります。
明後日の2月4日は立春です。
もう春です。
二十四節気最後の冬「大寒」は明日で最後になります。
これでようやく暖かくなっていくんですね。
この冬も数々の寒さを体験しました。
風呂に入る前の服を脱ぐ時の凍える寒さ、朝布団を出る時の凍てつく寒さ、つまらない冗談を言ってしまった後に凍りつく空気の寒さ等々から解放されるのかと思うと気分が明るくなります。
今年は暖冬、暖冬と言われていても、寒いものは寒いので実感できていませんでしたが、よくよく思い返してみると確かに!と思うところもありました。
家のフローリングは熱が奪われやすいので、本当に寒い日は裸足では歩けないのに、今年はそこまで酷い日はありませんでした。
日中仕事に出ていると帰宅した直後は部屋が冷え切っていて、暖房を入れても数分間は冷たい風を掻き回しているだけで余計寒い思いをした年もありましたが、今年はそこまで寒いと感じた日はありませんでした。
とは言え毎日寒いのは寒かったので、これで寒さが落ち着いてくれるのならありがたい事です。
立春の前日、つまり明日は節分です。
ネットで節分について調べてみると、「今年の節分はいつ?」といった記事がいくつかありました。
ウィキペディアでも年によって日が変わることが書いてありました。
要するに、明治以前の太陽暦(グレゴリオ暦)が使われていなかった時代の風習である「節分」を、
太陽暦に当てはめるのだから、細かい齟齬があるということらしいです。
ではその計算式ってどこかに分かり易くまとまっていないものかと調べてみたのですが、分かったのは
「西暦が4で割り切れる年は閏年となって366日になるが、100でも割り切れる年は閏年扱いにはならず365日になるらしい。
ただし、4でも100でも割り切れるだけでなく、400でも割り切れる年は閏年になるらしい。」
です。
……???
それでどうやって節分の日を割り出せと!?
私算数苦手だから…、おバカだから理解できなかったんですかね?
私のような愚か者にも優しく計算方法を教えてくださる方はいらっしゃらないのでしょうか?
そういえば私が子供の頃は、ちょっと変わった人が現れると「春だから」の一言で片付けられていたような記憶があります。
……私の事?
きっと明後日からは暖かい日が続くんでしょうね?
続くはずですよね?
続くと信じてます!
(誰に言ってるんでしょ私は…?)
もう花粉?
昨日は日が差して気温も上がり、まるで春の陽気でした。
ですが、今日はやっぱり寒かったです。
特に夕方過ぎてから。
もう明後日には節分です。
その翌日には立春です。
春です。
でも今日は凍えそうです…
そういえば、そろそろ梅が咲き始める季節です。
本来なら今頃こんな感じになる木がいっぱいのハズなのですが、むしろ、もう満開の梅の木はたくさんありました…
後ろの大木は椎の木だったと思います。
手水鉢に映る梅の木。
関係無いか…
寒い寒いと思っていましたが、やっぱり今年は暖冬だったんですかね?
少し前、都内でも一度雪が結構積もって雪だるまが作れるほどでしたが、その日の夜にはほとんど融けて、翌朝には陽のあたらない場所にわずかに残っているだけでした。
今日のニュースによれば、すでに花粉が飛び始めているようです。
まだ寒いのに…
暖冬、暖冬と言ったって、寒いものは寒いんです!
昨日冬至を迎えて毎日寒い日が続いていますが、今年は世界的に暖冬らしいですね。
ドイツでは昨日辺りから桜が咲いているとか…。
テレビで見てる限り、ほぼ満開状態でした。
ま、暖冬といっても寒いですけどね。
ドイツに桜?と思いましたが、
どうやらベルリンの壁跡地に日本からプレゼントされたものらしいです。
ついこの前堀切菖蒲園の梅を見に行ったところ、一輪だけ開花してましたが、その後寒くなってきたので、もうこれ以上花は咲かないと思っていたところ、なぜか次々咲き始めていて、今日の時点で5輪ほど咲いてました。
暗くて見え難い…
けど咲いてます…。
咲いてます…。
それに、心なしか他の蕾も大きくなっていたように見えます。
先週後半からはずっと寒かったのに、何でどんどん咲いてるんでしょ…?
今朝も結構寒かったですよね?
梅の狂い咲き
今年は暖冬になると言われていますが、そうは言っても寒いものは寒いです。
とは言え、確かに先週はやたら暖かかったですね。
この暖かさのせいで、先日テレビで梅の花が咲いたと言っていたので、試しに堀切菖蒲園の梅を見に行きました。
が…
紅梅、白梅と見て回りましたが全然咲いていませんでした。
まあ珍しい現象なのでそうそう起きることではないんでしょうね。
しばらく他の場所を見て回った後、そろそろあきらめて帰ろうかと思いましたが、1本見逃していた紅梅を発見したので見てみると…
咲いてました!
一輪だけ!
いやあ、本当にあるんですね。
他の蕾の中にも花が開きそうなものがありましたが、先週の後半からはまた寒くなってきたので、もう春まで咲くことはないでしょうね。
ちなみに冬桜はかなり散ってしまいましたが、1本だけまだまだ元気に咲いています。
ソメイヨシノは一斉に咲いて一斉に散ってしまいますが、冬桜は咲き始めのタイミングが違えば散るタイミングも違うので、結構長い期間楽しめます。
今年最初に咲いていることに気付いたのが10月の初旬頃だったので、もうすぐ3ヶ月近くなりますが、この1本はまだまだ頑張ってくれそうでした。