読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

もう一つの葛西城

葛飾区には葛西城跡の候補地がいくつかあります。

一つはその名の通り葛西城址公園。青戸にあります。

もう一つは四ツ木の西光寺。こちらは城と言うより葛西清重の館跡として考えられているようです。

そしてもう一つが、東堀切の普賢寺です。

この普賢寺には葛西清重の供養塔と言われる宝篋印塔があり、またすぐ近くの西亀有には壷に入った古銭などが発見された上千葉遺跡があります。あるといっても案内板だけで特にそれらしい遺構があるわけではありませんが・・・

 

ここから発見された古銭は1万4千枚。3貫とちょっと。

3貫というと現在の価値でいくらぐらいになるんでしょうか?

案内板によれば、おそらく室町時代ごろに埋められたのだろうとの事。静岡大学の小和田教授によれば、室町、戦国時代の1貫は時代によって異なるもののおよそ5万円から10万円ぐらい。どちらに偏るか分からない時は間をとって8万円で計算するとか。(そんないい加減な言い方ではないですよね。すみません・・・)

つまり、3貫×8万円で24万円ぐらいになりますかね。

 

普賢寺は旧水戸街道からも近い場所なので、城と言うより政治拠点的な施設があったとなれば多少説得力もある気がしますがどうなんでしょう?

ただ、見つかった古銭が3貫(25万円に満たないぐらい?)となると、政治の中心地の跡地から見つかる額としてはちょっと少ないような気がしますがどうなんでしょうか?

 

他に砂原稲荷神社も、葛西城候補地という方もいるようです。

一口に葛西城といっても、葛西清重がこの地に移住するようになってから葛西城を改築して徳川家の鷹狩り用の御殿として明暦3年に解体されるまで約500年あるので、どれか一つだけが正解というわけでは無いんでしょうね。